[Büşra Kayıkçı / Türkiye]
《Day2 | 11.24(sun)出演》
ピアニスト・建築家。イスタンブール生まれ。9歳からピアノ、バレエ、美術を学び、 大学でインテリア建築と環境デザインを学ぶ。「建築を学んだことでアートに対する新しい視点が 得られた」というカイクチャは、ジョン・ケージやマイケル・ナイマンらの影響を受け 2019年頃から音楽創作活動を本格化させる。シングル「Doğum(トルコ語で「誕生」)」を 自主リリースし、続いてスケッチを描くように作られた9曲のミニマルなピアノソロ曲を集めた アルバム「Eskizler(トルコ語で「スケッチ」)」をリリースした。 その後、様々なアイデンティティ、文化、宗教を持つ人々が住んでいたイスタンブール・ガラタ地区に あるファッションブランドのショールームからインスピレーションを得た「Kuledibi No. 1」を発表、 ニューヨーク・シアター・バレエとのコラボレーション、そしてニルス・フラームが提唱している Piano Dayのコンピレーションにも曲が収録されるなどし急速に認知度を上げていった。 現在はワーナー・クラシックスと契約、2023年にアルバム『Places』を発表した。
「私はいつもピアノで作曲します」とカイクチャは言います。「そして、曲が完成して 初めて書き留めます。」『Places』の曲も個々のアイデアをすぐに書き留めることはせず 翌朝何を思い出すかを待ちました。「頭の中に何が残っているかによって、曲の続き方が決まります。」 「ある意味で、作曲家として私は場所をデザインし、聴衆はその中を歩き回り、 その建築物の中で動き回ります。歌を聴くとき、私たちは空間から空間へ、 そして時々時間へと旅するのだと私は信じています。メロディーが深く心に響くとき、 心と魂でその場所を体験することができます。」https://www.busrakayikci.com